いつか行きたいと思いながら、もう10年以上が経ってしまった美術館があります。その名は南伊勢町の「伊勢現代美術館」。今日は文化の日ということもあり、もう行くしかないと思ってキーを握り出発しました。
いきなり丸魚食堂
いきなり美術館に行ってお腹が鳴ると芸術感がなくなると自分に言い聞かせ、サニーロードの起点(終点?)に位置するツーリングするライダーに人気の丸魚食堂に行ってみました。
丸魚食堂では、トロマグロ丼(1,050円)を美味しくいただきました。マグロにはタレがかかっていて少し甘めの味付けでした。支払いはGO TO EATが使えました。PayPayでも支払い可能です。
伊勢現代美術館に出発
丸魚食堂から目的の伊勢現代美術館までは、車で約5分程度の場所にあります。行程は次の動画のとおりです。
伊勢現代美術館へ
到着しました「伊勢現代美術館」市街地から離れた場所で、周辺は別荘などが立ち並ぶ、のどかで落ち着いたエリアにあります。2階建ての洋館が本館で1階が受付とカフェ(現在、コロナのため休止中)があります。
本館1階展示場
本館1階の展示場では「鈴木幸永展」が開催(2020年12月20日まで)されていました。眺めていると一人の紳士から、「私の作品はいかがですか?」と話しかけられました。なんと鈴木幸永さん本人でした。鈴木さんから許可も頂いたので作品をアップします。作家と作品の距離が近いのが嬉しいですね。
遥かな動物Ⅲ
キャンバスは、麻に土壁のように土を塗り込んで作られたそうです。
黒い線で描かれた絵は墨にニカワを混ぜることにより艶を出しているそうです。
特徴的な「赤色」は錆止め塗料を使用したとのことでした。
生命の再表象あるいはEmber(残り火)Ⅱ
床には人工的に作られたミイラが展示されてました。
これはブダイのミイラ
これはタコのミイラ
これはなんの魚か忘れました。いろいろな魚類がミイラになっていますよ。
鈴木さんにはミイラの作り方も詳しく教えてもらいました。しっかりつくっても梅雨時には少しシンナリと戻ってくるそうです。少し嫌ですね。
庭の風景
白い美術館本館に隣接する芝生の庭には、たくさんの立体アートが配置されています。庭の目の前に五ヶ所湾があり、緑と青のコントラストの中にアート作品が点在しています。
彫刻館「宇空」
本館から徒歩1分ほどのところに別館「彫刻館 宇空(うくう)」があり、屋外スペースでは彫刻・陶芸などの立体作品が常設展示されています。
1番のお気に入りは陶器で出来た心臓がゴロゴロしている作品!
瑞穂の国の収穫祭
別館の屋内には本館で展示されていた鈴木幸永さんの作品「瑞穂の国の収穫祭」が展示されていました。
施設情報
隠れ家的な雰囲気でこじんまりとした素敵な美術館でした。カフェが再開されたらまた来訪したいですね。
<入館料>一般700円、学生(大中小)500円、小学生以下無料
<開館>10:00〜17:00(入館は16:30まで)
<定休日>火・水曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)
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